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Yachaimasho!

2017.7.13

【番外編】のらえもんさんとマンションのラウンジで飲んだお話。

番外編のアイキャッチ

こんにちは、よしおです。

 

関連記事1:【激レア】湾岸の妖精・のらえもんさんに対面インタビュー!Part1

関連記事2:【Part2】のらえもんさん対面インタビュー!今回はマンションの話をちゃんと聞いたよ!

関連記事3:【完結編】のらえもんさん対面インタビュー!ついにステゴロぶりが爆発!

 

夜の街にくりだすのらえもんさん

ほんとにおしりが艶っぽい。

 

前回のインタビューの終わりごろのまさかのうれしいお誘いにより、舞台はマンションのバーラウンジへ!

東京湾夜景のサンプル

フリー素材から探した湾岸の夜景サンプル画像。実際はこの数十倍キレイだし、すごいワイドスパン!

なんていうかもう…その…すごいっすねとしか言えねっす。
なんで自分ちの上に東京を一望できるバーがあるんすか…レインボーブリッジと東京タワーが一緒に見えるなんて…どういうことなん…。
色んな大人の事情で、実際の画像が使えないのが惜しい…!!!!

よしおの顔 (恐縮しすぎてもう言葉も出ない。)
のらえもんさんの顔 まあまあ、とりあえず一杯飲んでからさっきの続き話しましょう。
よしおの顔 (続きってことはインタビューってこと!?まだネタくれるんか!どんだけいい人なんやのらえもんさん。あんた本物の妖精やでほんま。普段は全裸だけど。)

素敵すぎるご提案!アルコールが入ってさらに本音に近づいたインタビューは、まだまだ続きます。

 

湾岸の魅力。

よしおの顔 実は私、湾岸エリアを仕事でほっつき歩くことはありますが、マンションに入ったことってないんです。ほんとにすごいっすね眺望…。パンフレットとかで見てイメージしてたレベルを相当超えてます…。
のらえもんさんの顔 内陸のマンションや高層ホテルのバーっていうのは、見渡す限り建物なんです。ただ、湾岸のタワーマンションっていうのは運河や東京湾といった水辺の向こう側に東京の街並みが見える。所謂ウォーターフロントってやつですね。この景観がすごく貴重で、水辺の向こう側に自分たちが働いている建物を見ることができるんです。八重洲のビルや六本木ヒルズがこんな風に引いた位置から見えるっていうのが湾岸の特徴です。
のらえもんさんの顔 ぼくは湾岸が盛り上がりすぎて資産価値偏重、資産形成重視的な見られ方をされることが多くなっているのが、実はすごく嫌なんです。
「湾岸から陸側を見た景色って良いよね。」っていう、元々のコンセプトが忘れられているような気がするんです。だから、ぼくのブログではそういう湾岸マンションの魅力を伝えていければなと思って記事を書いています。
よしおの顔 私もここに来てそれに気が付きました。弊社オフィスのある新宿住友ビルもすごく遠くまでよく見えますけど、全然違いますね。この景色とは別物です。こんな景色に囲まれた生活って、きっとすごく良いものなんだろうなぁって思います。
のらえもんさんの顔 「景色が良い」ってことは、みんな変わらず良いことだと思うんです。景色が良いことを悪く言う人っていないじゃないですか。(笑)
ただ、生活していく中で結構こういう魅力って忘れられてしまうものでもあります。だってほら、周り見ても人あんまりいないでしょ?
よしおの顔 (ラウンジを見渡して)…まぁ、確かにガラガラですね。
のらえもんさんの顔 管理費で援助されてる分、メニュー価格が安く抑えられているのでもったいないですよね。ぼくは少しでも管理費の足しになるように、自分が住んでるマンションでもできるだけ共用部を使うようにしてます。
なので、外では中々手が出ない良いお酒を選んで飲むとお得ですよ。(笑)
よしおの顔 おお、そうなんですね!かしこまりました!では、次のオーダーからは普段飲めないような良いウィスキーをダブルでいただくことにします!(笑)

 

ブロガーとしての志。

のらえもんさんの顔 話変わりますけど、とある販売が終わった後のモデルルームの販売所長さんに会ったことがあります。向こうからどうしても会いたいというので、一緒に飲みながらブログの感想とか色々話を聞いたことがあるんですけど、その時にぼくから聞いたのが、「ペンネームでモデルルームに取材させていただくことはできないか」ってことだったんです。
湾岸のマンションもっと欲しい!っていう思いで活動してはいるものの、時々しんどいこともあるので、ペンネームでモデルルーム行けたらな…と思ってそう言ったんですけど…。
のらえもんさんの顔 相手の方はちゃんと考えられて、そうだな…5分位迷って仰られた結論が、「ペンネームで行かないほうがいい」でしたね。
よしおの顔 理由はなんだったんですか?
のらえもんさんの顔 もしペンネームで行くと、販売会社ではなく売主の人が出て来ちゃうだろう、と。そうすると、購入検討者と販売会社の間の話よりも、一段レイヤーが高い位置の話になっちゃって、既存のマスコミと変わらなくなっちゃうでしょうからってことだったんです。
ああ、それもそうだなって。だから毎回自分の名前でモデルルームに行くようにしています。
マスコミの取材とは違って、あくまでも消費者の人々と同じ情報、同じ立場の上でブログを書くっていうことを意識してブログ運営してます。
のらえもんさんの顔 じゃあ何のためにそんなブログやってるんだって話になるんですけど、結局は湾岸の人口が増えればいいなってことなんです。
住みたいって人が増えて、出ていこうって思う人が減ってくれればな、と。きっかけはそれだけなんです。
これを突き詰めると、「のらえもん」がいたほうがいいのか、それともいないほうがいいのかと悩んで…何度もブログ卒業しようかなと思ったことは正直ありますよ。
よしおの顔 私はのらえもんさんは絶対湾岸にいい影響を与えてると思います。
のらえもんさんの顔 そう言ってもらえるとすごくうれしいですけどね。
元々が東日本大震災の時に湾岸が叩かれて、それに対してのアンチテーゼで生まれた存在がのらえもんなので、世の中が湾岸エリアを全面的に肯定するようになると、存在意義が前よりもなくなってしまっているのは事実だと思ってます。
よしおの顔 うーん…でも震災とか災害とか関係なく、絶対一定層の人は湾岸エリアをよく言わないですよね。なんなんでしょうね、あれ。
のらえもんさんの顔 発生が「自然」じゃないからでしょうね。宮○駿(ごまかし切れてる気がしない)じゃないですけど、日本人の結構な割合に、自然が一番だ!みたいな発想の人がいるんです。「里山に暮らそう」みたいな。
そういう人たちからすると、自然に則してないタワーマンション…しかも埋立地に立っているってのは、心底気に入らないんでしょうね。
住んでみたらここにはここの良さがあるので、それを一概に否定してほしくはないですよね。
よしおの顔 そういう層の人たちって、オランダを見て「あんな国、元々海だったとこじゃないか!よくない!」とか言うんですかね。(笑)
のらえもんさんの顔 歴史がないから、っていうのを言う人もいますけど、「なんかもうそういう考え方ダサくないっすか?」って思います。もっと湾岸エリアが理解してもらえて、住みたいと思う人が増えて、実際に住む人が増えてくれたらいいよね、と。
最近、卒業を常に意識しているのは事実です。背中の羽がもげるまで羽ばたいて、もげたらそこで終了、そんな感じでしょうか。

 

マーキュリーについて。

よしおの顔 もう間もなく最後の質問になっちゃうんですけど、超PRっぽい感じの質問します。率直に言って、マーキュリーという会社の印象ってどんなものですか?
のらえもんさんの顔 我々マンションブロガーみたいな趣味を持つ者にとっては、神アプリといっていいRealnetを提供されている会社さんじゃないですか。いつも使わせていただいてますし、第七回のマンションコミュニティ座談会では基礎資料とさせていただきました。
しかし、このアプリ無料で提供していいのかなというくらいの情報密度ですよね。大丈夫ですか?
マンションブログって街や建物の情報に寄る方向性と、数字の方に寄る方向性がありますけど、私はどっちかといえば後者のタイプなので大変助かってます。実際、このアプリを使わせていただいているから、基本はほぼすべてお断りしている対面インタビューにも応じた、ってのは大げさすぎかもしれませんが、感謝してます。
よしおの顔 うわぁ!なんてありがたいお言葉!ありがとうございます!
本当に最後の最後の質問です!マーキュリーに対して、「もっとこうしてほしい!」など、要望とかってありますか?
のらえもんさんの顔 ぶっちゃけゆうたら、僕にだけRealnet使わせて欲しい…それは冗談として、そうですね。マーキュリーさんは不動産情報データの提供サービス会社ですよね。僕らのようなマンションブロガーはマンションの魅力をわかりやすく読者に伝えるって役割があると思うのです。
そのわかりやすくっていうのは、バラバラになった情報を仮説に基づいてまとめて、グラフや図として提供するようなことだと思うのですが、そうしたときに、こうクレジットを打てばデータは使ってもいいですよ、などのガイドラインがあると非常に今後やりやすいかなぁと思ってます。
よしおの顔 よっしゃ!ガイドライン、用意しますよ!よしおの名にかけて!皆さんにデータ使ってもらえるように身を粉にしてがんばります!(完全に酔っぱらっている)

 

いかがでしたか?

4回に渡ってのらえもんさんのお話をまとめさせてもらいましたが、ほんっとに良いお話ばっかりでしたね。

今回のインタビューを読んでからのらえもんさんのブログとかTwitterとか見ると、もっともっと学びが増えるはずです!

そして読者の皆様の中でまだ書籍を買ってない人はここからチェック!

 

 

のらえもんさん、本当にありがとうございました!

 

では、また。

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