
こんにちは、コッペです。
夏ももうすぐ終わりですね。
そのせいか最近、ふと気づくと研ナオコの歌が頭の中をリフレインしています。
(がんばるマーキュリーチームのみんなからは冷静に、「すでに秋。」と言われましたが、私の中ではまだ夏なんです。)
日中はまだまだ汗ばむ陽気ですが、夜は一枚上に羽織らないと寒いくらいの日も増えてきましたよね。
まぁ、エアコンとか扇風機とか使わなくても快適に寝られますし、
熱帯夜よりは100万倍快適で心地良いですが。
そんな気持ちの良い夜の楽しみといえば、私がコッペパンの次に愛している「アイス」なんです。
大体毎年、気候が暖かくなるゴールデンウィークに始まって、寒過ぎて部屋着で外に出るのが億劫から苦痛へと変わる11月下旬までの間のほぼ毎日、夜な夜なその日の気分に合った「アイス」を買うべくコンビニまで足を運ぶことが就寝前の日課になっているのですが、隅っことはいえ一応我が家、東京23区に所在していながらコンビニまで歩いて10分もかかるんです。
だからこそ、一口めを口にしたあの瞬間の喜びもひとしおではあるのですが、
でもやっぱりアイス一つで往復で20分、もろもろ合わせると30分弱は辛い。
そんな時、思うんです。
「近くに・・・もっと言えば1階にコンビニがあればどれだけ便利なことか」と。
そして更に思うんです。
「分譲マンションだったら結構低層階の施設が充実している物件もあるよな」と。
そうなんです。分譲マンションって1階を含め低層階に商業施設が入っていたりとか、なにがしか低層階に特徴があるマンションって結構あるんです。
ということで今回は、そんな中低層階に特徴がある物件の中でも変わり種の3物件をピックアップしてご紹介したいと思います。
まずは、こちら
Dグラフォート横浜クルージングタワー!
元々景観に対する制限が厳しい横浜関内ではありますが、この物件は建設地に元々あった「ダイヤモンドビル」の外壁を復元しつつ、分譲マンションとして新たなスタートを切りました。
その復元された外壁、これがまた素敵なんです。
上の画像でも分かると思いますが、この復元された柱っぽいやつ、古代ギリシャ建築の柱の様式でイオニア式と言うそうなんですが、こういう古いものを残していくって素敵ですよね。
個人的にも「文明開化」っぽい雰囲気って大好きです。
他の分譲マンションなんかでも既存樹を残すとかありますけど、スクラップアンドビルドが中心の日本にあって、旧来の街を肯定するというか、リスペクトしつつも最新を取り入れて昇華させている感じがとても素敵だと思います。
続きまして、こちら!
ブリリアタワー池袋!!
こちらは分譲時に注目が集まった物件なので、言わずもがなですかね。
低層階の斜めになった部分、1階から10階までが豊島区の本庁舎になっていて、住居スペースは11階から上になっています。
この時点で特別感ハンパないですよね。
ちょっと前にタワマンカーストとか言ってましたけど、この物件に限っては少なくとも一番下の階級はないですよね、多分。
建築家の隈研吾氏がデザインした外観や共用空間は自然の光や緑を多く用いていて、建築物にありがちな無機質な感じを和らげています。
これほどまでの大規模な建物になると、どうやったって既存の街並みと比べたら異物感は出てしまいますが、この物件は街並みに寄るというか、新しいけど優しい感じがとても素敵だと思うんです。
そして、区の本庁舎が一体になっているだけあって耐震性が消防署とか警察署と同じ「Ⅰ類」!でハンパない。
もうガッチガチです。(頑丈さを擬態語で表現したものです。)
そりゃそうですよね。
もし大地震が起きて、まず最初に役所がコケたらシャレにならないですもん。
最後はこちら!
ルクセンブルグハウス!!!
低層階に施設が入った新築分譲マンションは数あれど、大使館が入っている物件はそうないでしょう。そして、ここまで高貴で格式が高そうな物件は他にないのではないでしょうか。
世界史にめっぽう疎い私はルクセンブルグがどこにあるかは存じ上げませんが、
見てください。
「ルクセンブルグハウス」
字面が素敵。
「Luxembourg」
つづりも素敵。
国旗も、なんか素敵。
要するに、素敵な物件ということです。
例えば、友人、知人を招いてお食事会なんか開いたりなんかして、
参加者から
「コッペさん家って駅からどうやって行けばいいの?」
なんて質問が来たら、しめたものです。
「ルクセンブルグ大使館でググってくれれば。そこウチだから。」
とか、
「ルクセンブルグハウス」
なんて、言ってみたいですよね。
個人的にはどんなに大手のデベロッパーさんのどんなにハイエンドなブランド名よりも、名前の力がある気がします。
なにせ国ですからね。造語とかじゃないんです。そしてこの「響き」。パクろうと思ってパクれるものではありません。
「TOKYO」とか「OSAKA」とか都市名を使うカッコいい物件はあっても、
流石にマンションサマリでも「JAPAN」を冠した物件はないのではないでしょうか?
いかがでしたか?
今回は低層階がユニークな物件を色々なパターンでピックアップしましたが、
一つ言えるのは、どの物件も
素敵。
ということではないでしょうか。
でも、素敵な物件には素敵な物件たる理由があって、そこには作り手の方の思いがあるから故だと思うんです。
そしてこういう物件って弊社の手前味噌マンションバリューで見てもフツーの物件と比べて物件の価値が下がりにくい側面もあったりします。
まあ、なかなか出会えないですけどね。
だからこその「価値」ですから。