
こんにちは、よしおです。
だんだんと暖かくなってきましたね!おかげでぼくの鼻と目は毎日ぐしゃぐしゃになっています。く○ったれ花粉野郎のせいですよ!ヘイトが溜まって仕方ない!誰かスギ・ヒノキをすべて爆○してくれ!それかもういっそぼくをこ○してくれ!ぎゃああああああああ
でも暖かくなってきたのは悪いことばかりでもなくてですね…。
ふふふ、そうです、皆さん大好きなあの企画の時期ですよ!
そう!それは!
輝く!マンションポエム大賞
昨年から始まったこの企画、もちろん今年もやりますよ!イェア!
「マンションポエムを見るのは初めてだ!」って人は、まずは【2015年】分譲マンションポエムランキングを読んでいただいて、この奥深い世界にどっぷり浸かってみてください。
まずは恒例のルール説明でっしゅ。一部変更点もあるので要チェケラだZE!
・対象物件は東京23区で2017年1月1日~12月31日の間に販売されていたマンションに限る。都下や神奈川千葉埼玉入れたらとてもじゃないがチェックしきれないっす。
・ポエムはチラシや広告、物件サイト、弊社保有のパンフレット群から抽出する。
・審査はよしお1人の独断と偏見で行う。クレームや異議申し立ての一切はTwitter以外では対応しない。
はたして、昨年のシティハウス中目黒テラスを超えるポエムは出てくるのか!?
2017年に販売されたマンションたちを独断と偏見で称えるこの企画、ぜひお楽しみください!
佳作
まずは佳作です。これは、「平均以上のかっこよさだったが今一つ、大賞には届かなかった優秀なマンションポエム」に与えられる賞です。まずはこれから見ていきましょう!
今年の佳作は味のある2作品を選びました!
では、発表します。
1作品目は…こちら!!!!
確かなるもの、揺るぎなきものを求めて。
ザパークワンズ千代田佐久間町
トップを飾ったザパークワンズ千代田佐久間町は、まさに正統派のポエムですね!
フレーズの間に「、」をつける(これを私は「、」パターンと呼んでいる)鉄板パターンにグッときます。
千代田区はそりゃ確実に値崩れしなそうだし、揺るぎなさそうですもんね!余計な装飾無しにストレートにズバッと言ったおかげで余裕を感じられます。勝ち組高額所得者感がひしひしと出ていますね。ここに住んでる人に嫉妬して死にそうです。
さて、2作品目の発表に続きます!
佳作を受賞した2作品目は…こちら!!!!
最高の誇り、自由が丘に。
ディアナガーデン自由が丘
最高に誇れちゃうエリア、それが自由が丘です。
まぁ文句ないですよ!そりゃそうですよ自由が丘とか超人気エリアですしおすし。芸能人とかもそこかしこにいるらしい(気になる人は”自由が丘 芸能人”でググってくらさい)ですしね!だからこそ、シンプルですが十分に破壊力のあるポエムだと思います。ただこれ一歩間違うと千代田や目白あたりのマンションと大喧嘩になるのでお気をつけください。彼らも大概最高を名乗ってますから。
よっしゃ!次行きましょう!
開き直り賞
この賞は今年から新設された賞になります。この賞は、「まわりくどいポエムが常態化してしまった現代に警笛をならし、むしろ開き直ったことでうまくいったマンションポエムに送られる賞」です。
つまるところ、マンションポエムとは真逆のベクトルに全力投球して成功したポエムのための賞ってことですね!わかりづれえ!(自分で作ったくせに)
では、作品をご覧ください!
どうぞ!
駅に近い!都心に近い! LIFE with URBAN URBAN
クレイシア板橋
見よ、この清々しいまでの直球ぶりを。
かっこよさを捨てて、素直に実を取りにいっているのが最高にクールです。訴求ポイントはひと目で把握できますし、きらびやかすぎて何言ってるんだかわからないポエムや、使い古された単語でむしろキレを失ったポエムたちよりも味があります。
特筆すべきはその謙虚さです。「LIFE “with” URBAN URBAN」ですからね?あくまでもwithなので、自分自身がURBANなわけではないのです。そのおかげでURBANを2回続ける”くどさ”が緩和され、テンポよいポエムになっています。
いちいち自画自賛が過ぎるこの世界の中で、その謙虚さは本当に貴重です!これからもぜひ謙虚に努めていただければと思います。
次!
金田一賞
人の名前が冠されてると一気に格式ありそうな賞名になるよね、なんでだろう不思議。
この賞はかの有名な言語学者であり、国語辞典でお馴染みの金田一京助氏の名字を(勝手に)冠した賞になります。これは「辞書が必要なほど難しい漢字を使用したリテラシーの高いポエム」に贈られます。
実はこの賞、かなりノミネート率が高く激戦でしたが、その中でも頭ひとつ抜け出たポエムがありました!
では、発表します。
この賞を受賞したポエムは…これだ!!
弦巻瀟邸。
オープンレジデンシア桜新町テラス
冗談じゃなくまじで読めない。
いやね、さすがに弦巻は読めますよ?「つるまき」ですよね?ちょっとむずいですけどまぁ、知ってましたよ(ドヤァ)
問題はその後の二文字よ!何ぞこれ!?まじでどう読むんですかこれ!?
…と悩んでいたら、公式Webサイトにちゃんとふりがなふってありました。
これはどうも「しょうてい」と読むようです。続けて読むと、「つるまきしょうてい」。
読み方はわかりましたが意味はまったくわかりません。
ただ、この「瀟」の字をググってみると、どうも「きよい」とか、「さっぱりとしたさま」を表す字のようです。
ここまで知った途端にほら、すごいかっこいいポエムに見えてきたでしょ!?
ぶっちぎりの読みづらさと、意味を知った瞬間のアハ体験は格別ですね!
NEXT!
審査員特別賞
この賞は「個人的によしおのツボにがっちりハマったマンションポエムに贈られる賞」です。なんだかんだ言って一番シンプルに選定されるので、完全にぼくの趣味が出ます。
(そもそもこの企画自体、よしおの好みだけでなりたってるじゃねーかとか野暮なこと言うry)
さて、発表します。
2017年の審査員特別賞は…こちら!!!!
正統の聖域 Setagaya Sanctuary
セイガステージ世田谷烏山
サンクチュアリきたぁああああああ!!!!!!!!
これはもう漢字も響きも含めてグッと来ちゃいますよね!それにプラスして「サンクチュアリ」というパワーワード!かなーり好きです。
聖域ですよ?聖域。聖域って言葉は元々神殿とか礼拝所とかに使う言葉ですから、つまりこのマンションは神々しいってことです。
さらにこの文字のバランスが最高なんです。五文字で真ん中に「の」がつくこのシンメトリーバランス。しかも「正統」の読み仮名が「Setagaya」で、「聖域」が「Sanctuary」になるようにデザインされてるんですよ!もしかしたらもう完売してリンク切れてしまっているかもしれないですけど、ぜひWebサイトでそのバランスの良さを確認してほしいです。きっとグッとくるはず。
次へ!
優秀作品賞
この賞は「大賞の次にエラい賞」です。(相変わらずの雑な説明)
2017年度のナンバー2ですね!かなりエラいほうです!
ゴタクは抜きにして、とっとと発表しちゃいましょう!
今年の優秀作品賞は…これだ!!!!
まだ、誰も知らない世界へ。
シティタワーズ東京ベイ
マンションを買ったら新世界の扉が開くッ!!
ずるいよ!かっこよすぎるよ!もはやマンションのことを指したテキストだとすらわからないレベルでかっこよいよ!もう映画だよ!映画のキャッチコピーだよ!または新技術の映像系ハードとかその手のやつに見えるよ!そのぐらいかっこいいよ!
難しい漢字を使うわけでもなく、特に自画自賛するでもなく、なんかもう余裕綽々なのがハッキリわかるテキスト…いやぁ、さすが住友不動産さん、昨年の大賞をもぎ取っていったディフェンディングチャンピオンですわ。光景(シーン)となる象徴(シンボル)ですわ。おみそれしました。
さぁ、次はいよいよ大賞です!今年も住友不動産さんのマンションが大賞をかっさらっていくのか、それともさらにかっこいいポエムが出てくるのか!気になる人はスクロールを急げ↓
大賞
その年の「一番エラいマンションポエムに贈られる賞」です。
さぁ、見ていきましょう!新世界の扉を開け放ったシティタワーズ東京ベイに勝ったマンションは果たしてどんなポエムなのか…!
…発表します。
2017年、マンションポエム大賞は…こちらッ!!!!!!!
世界は自由に想像できる。
パークタワー晴海
世界は享受するものではなく、自ら想像するものだったのだ。
いや、何ですかこれ!?もうズルすぎですよ!こんなん誰だってかっこいいと思いますよ!普遍的で汎用的…そして国民的にかっこいいでしょこんなの!
しかもシティタワーズ東京ベイの「知らない世界を見せてあげるよ」という導きに対して、さらに大局的な目線での言葉…言うなればシティタワーズ東京ベイがザビエルで、パークタワー晴海がキリストですよ!そりゃ大賞はキリストが持っていきますわな!
だいたいこのテキスト、かっこよすぎて汎用性があるので、どんな使い方でもできちゃうんですよ!
例えば映画のキャッチフレーズに使ってみると…
世界は自由に想像できる。
マトリックス
ほら、成り立った!マトリックスじゃなくて攻殻機動隊でもきっと成り立つよ!サイバーパンクかよかっけーなちくしょー!
でもって、名言としてだって使えちゃうんだから!有名人の前につけてみると…
世界は自由に想像できる。
アルベルト・アインシュタイン
めちゃくちゃ言ってそうになるやん!
世界は自由に想像できる。
松岡 修造
違和感全然ないじゃないですか!強いて言うなら語尾が!(ビックリマーク)じゃないことぐらいですよ!すごい汎用性!
世界は自由に想像できる。
コッペ
…うん、ギリギリ違和感に押しつぶされないですね、ギリギリ。しかしこの汎用性、すごすぎやしませんか?
これはもうマンションポエムとか超越して単純にかっこいいですわ…完全に惚れました、三井不動産レジデンシャルさん。ぼくもくじら伝説に抱かれて生活したいです…まじで…。
不作の年。いかがでしたでしょうか?

勢いで作った雑コラ。かなりバチッときてるとは思っています。
2017年度はハッキリ言って不作の年でした。
パンフを見てもチラシを見てもWebサイトを見ても…どこもかしこも似たような表現、既視感…。理由は、単純に分譲マンション自体の供給が減ってるからだと思っています。近隣に競合がいなければ特に強く差別化する必要もないですからね。
とはいえ、この記事でも紹介したような素敵なポエムはまだまだ生まれ続けています!
大型物件や高額物件は特にレベルの高いポエムが生まれやすいので、マンションポエムマニアの同志は最新情報のチェックを怠らないようにしましょうね!
では、また。