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マーケティング

2018.12.27

マンションサマリ最果てを行く(最北編)

こんにちは、コッペです。

 

いつも手前味噌で大変申し訳ないのですが、過去20年以上にわたりマーキュリーが独自で収集してきた新築マンションのデータを搭載していて、しかも豊富な帳票ラインナップと充実のカスタマイズ機能で、社内資料の作成や、クライアントへの提案資料を作成する時間がものすごく短縮されるとご好評をいただいているマーキュリー創業当時からの基幹商品であるマンションサマリ。(説明が長すぎるとか、耳がタコになるとかはいい加減なしで。←逆ギレ気味)

 

大体老舗の和菓子屋に行っても、この店といえばコレ!というメニューが必ずありますが、現在のマーキュリーでマンションサマリがコレにあたるといって異論がある人はいない(はず)と思います。

 

マーキュリーでは、このマンションサマリで使用しているマンションデータを活用して情報発信なども積極的に行っていまして、こういった情報発信という行為のマーキュリーとしての位置付けや目的って、不動産業界の方をはじめとした世の中の方にほんの少しだけでもお役立ていただける情報を提供することを通じてマーキュリーという会社であり商品を知ってもらうことだと思うんですね。

で、先日そんなデータを分析していて、大きな過ちに気づいたんです。

 

いつも不動産マーケットについて分析して発表することを通じて、間接的にマーキュリーのデータの量とか質とか、即時性とかをアピールしているつもりでいたけど、一つだけ手を付けられていない分野がある、と。

 

それは、

マーキュリーのマンションデータが、ものすごーく広い地域のデータをカバーしている、ということ。

 

これまで、やれ価格が高騰したとか、首都圏の相場はどうだとか、不動産マーケットをお伝えすることで、マーキュリーのデータについて間接的に世の中の方にお伝えしてきましたが、これって、データの質とデータの量とか要するに数字の話なんですよね。マーケットの中心は1都3県であり、東京都内であり、23区なので。

 

そう考えたときに、

エリアカバーの視点でマンションサマリをアピールしたことはないな、と。

 

携帯電話のキャリアの会社さんなんかは、以前はエリアのカバー率なんかを積極的に謳っている時期がありましたが、みなさんにマーキュリーが保有しているマンションデータがどれだけ遠方までカバーしているかを知ってもらえれば、今までとは違った側面でマンションサマリの良さを知ってもらえるのではないでしょうか。

 

ということで、今回は毎度おなじみ、みんな大好き(願いも込めて)マンションサマリのデータがどれだけ広範囲のエリアをカバーしているかを皆様にお伝えするべく、マンションサマリ(首都圏版)最果ての物件に現地調査に行ってみたいと思います。

 

最果て物件の定義は、マンションサマリ首都圏版に搭載されている物件の中で、座標が最東、最西、最南、最北の4物件を指します。座標データを保有していて、緯度と経度を並べ替えするだけなので、該当物件を調べるのは至極カンタンなのです。

 

色々とごたくを並べましたが、要するに逃避行企画ということですね。

 

 

第一回目の今回は、マンションサマリ首都圏版の最北の物件に向かいます。

 

 

では早速。

 

 

出発です

 

我がマーキュリーがある新宿駅です。

この混雑ぶりを見ればわかると思うので、平日なの?休日なの?とかいう野暮なことは聞かないでください。

 

出発です。お昼の時間を有効に使おうと思います。

 

つい、頭の中の

利根川を渡ります。

写真が青みがかっているのは電車の窓のせいです。

決してインスタ映えとか意識した加工ではないです。

 

宇都宮に到着です。

 

もうすぐ14時、新宿からここまで快速で2時間弱です。時間が見づらいとかはナシでお願いします。

結構な長旅ですね。

 

さすがターミナル駅。構内もかなり大きいですね。

 

まだ昼食をとっていなかったので途中下車して餃子、と言いたいところですが、

 

乗り換え時間が10分もないので、購入したのは

 

結局コレです。

 

いわずもがな、ですかね。

 

でも、ここで安易に食べることは避け、現地に着くまでは我慢することにします。

 

 

さらに北上します。

 

気を取り直して電車に乗り込みます。

 

 

場所が場所なので当たり前といえば当たり前ですが、景色を眺めていると気分は軽い旅行ですね。

 

10年以上サラリーマンやっているので、日中にこうして世間の時間感と逆行するような行動をとると世の中から取り残されていくというか、乖離していくような感覚になるのは私が真面目な日本人だからでしょうか。

 

更にこういうのぼりとかを見ると、結構遠くまで来たことを感じさせられます。

 

 

これも郊外の電車ならではですね。

 

那須塩原駅です。観光地ですね。

 

 

通過です。

 

 

そして那須塩原駅から更に電車で1駅。

 

ついに、到着です!

今回の目的地、黒磯駅に到着です!ちなみに現在時刻は14時50分。

 

 

時間もないので、早速現地に向かいます。

 

 

駅前には観光タクシーとかがあったりしますが、観光地という感じではないですね。
道中に見た田園風景の方がよっぽど観光地感出てた気がします。

 

 

時間貸しの駐車場です。1日250円はかなり安いですが、隣に広大な空き地があったりして、安いと取るか、高いと取るかは微妙なところですね。

 

 

宇都宮まで57Kmという道路標識をみても、黒磯がどれだけ北にあるかがお分かりいただけるかと思います。

 

 

テラスで談笑している雰囲気もステキなカフェや、

センスを感じる看板が印象的な中古家具屋さんや、

外壁を這うツタがいい感じの雰囲気を醸しているインテリアショップなど、オシャレなお店が点在していたのは意外でした。

 

 

 

と、ここで遅めの昼食、真打登場です!

 

やはり現地調査しながらのコッペパンはひとしおですね!

 

脱線しました。

更に進みます。

 

それにしても人が少ないですね・・・。
駅前にはパラパラ人がいましたが、途中からめっきり人影がなくなりました。

今回の物件は徒歩16分。このあたりに住んでいる人は車や自転車での移動が中心なのだと思います。

 

 

通りを進むと、見えてきました。

 

到着です!!

 

 

マンションサマリ首都圏版の最北端物件、

 

アーネストワンさんの
「サンクレイドル黒磯」

 

です!

 

【サンクレイドル黒磯】

所在地 栃木県那須塩原市住吉町
交通 宇都宮線「黒磯」駅 徒歩16分
販売日 2007年
総戸数 63戸
事業主 アーネストワン
平均坪単価 98.5万円
平均面積 74.08㎡
平均価格 2208万円

 

 

グレーの外観が周辺地域との調和と存在感をバランスよく兼ね備えています。

 

 

周りが低層の建物ばかりなので、かなり遠くからでも主開口部側が見えます。

低層階から日照や採光はよさそうですね。

ランドマークにもなりえる存在感です。

 

 

 

敷地内駐車場が完全な平置きで100%というのも地域性でしょうか。

 

 

車寄せもゆとりを持った作りです。

 

 

ちなみに今の時間が大体3時20分なので、移動時間は快速を利用して約3時間10分。

新宿にオフィスがある方は新幹線を使わないとちょっと通勤が厳しいかもしれません。

 

 

調査が終了したら、記憶が鮮明なうちにレポーティングするのが鉄則です。

 

 

今回は、近くのコンビニにイートインコーナーがあったので、そこで調査内容をまとめます。

 

 

受験生には負けていられません。

 

移動6時間、滞在時間2時間。

 

・・・。

 

そろそろ東京に戻りたいと思います。

 

サマリで確認してみる

 

今回「サンクレイドル黒磯」をマンションサマリで見てみると、

 

こんな感じになります。

※参考までにわがマーキュリーが所在する新宿区の物件もプロットしています。

 

 

更に統計サマリで「サンクレイドル黒磯」がある那須塩原市住吉町と、我がマーキュリーがある新宿区西新宿を同時に表示すると、

こうなります。

西新宿小さ!

 

サマリの距離測定で、14万メートルってなかなか見ない表現ですよね。

 

 

 

いかがでしたか?

 

新宿から野を超え山を越え、電車に揺られること3時間!
(新幹線使えばもっと早く着くとかはナシで。がんばるマーキュリーの辞書に「特急」の文字はないのです。)
いやー、なかなか骨のある物件でしたね。

マンションサマリに搭載されている物件がどれだけの広範囲をカバーしているか、体感いただけたのではないでしょうか。

 

次回は冬が終わるころに、ひと足早く春が感じられる南の方、とかでしょうか。
また日常の喧騒に辟易した頃、ふらっと逃避行調査に出かけたいと思います。

 

この記事を書いた人:コッペ

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