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2016.3.8

【2015年】マンション名川柳3選

新築マンションを探す際、ポータルサイトでマンション名が並ぶ物件一覧を眺めているときなど物件の名前を読んでいて、一瞬ふっと視界が開けたような、とても良い気持ちになる物件ってありませんか。人の気持ちを動かすということは、そこに何か理由があるのです。

私も日々マーキュリーの基幹商品、分譲マンションのマーケティングシステムであるマンションサマリを使っていると、たまに見とれてしまう物件名称があります。

 

マンションブランド名と地域、立地、仕様が組み合わされることで織りなす五七五の奇跡。

 

それがマンション名川柳なのです。

 

今回は2015年に販売された物件の中から、物件名を声に出して読みたくなる、気持ち良いマンション物件名3選をお届けします。

 

ぜひ声にだして、五七五調でお楽しみください。

 

 

①アールブラン東京サウス仲六郷

 

―アールブラン

―東京サウス

―仲六郷

 

フランス語を用いたパリのエスプリを髣髴させる品の良い出だし、「東京」という都会の洗練された響き、そして極めつけは「仲六郷」。流れるような音の気持ちよさに加え、見た目も情緒的で風流な「仲」「六」「郷」の組み合わせ。「六」をリク、「郷」をキョウと呼びたくなります。都心の眺めの良い高級レストランでコース料理を頼んだら最後のデザートで和スイーツが出てきたような、そんな和洋折衷のサプライズも用意されていて、この絶妙なバランス感覚が読み手をアヴァンギャルドな気持ちへと導きます。

 

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②ライオンズ篠崎駅前レジデンス

 

―ライオンズ

―篠崎駅前

―レジデンス

 

百獣の王であり、マンションの代名詞と言っても過言ではない「ライオンズ」という出だし。そして「篠」という、やわらかく女性的な音の後に「崎」という男っぽさを感じさせる音で繋ぎ、さらには「崎」と「駅」で韻を踏むという、「サ」行と「カ」行が織りなすなんとも奥ゆかしい絶妙な配列でつなぎ、最後は「レジデンス」という王道で締める。

整然と並べられた文字列にもかかわらず、文字の中からは図らずしも「王道」「伝統」「正統」「格式」といった雰囲気を醸していて、読み手に凛とした清々しい印象をあたえる物件名です。

 

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③シティテラス草加松原シーズンズ

 

―シティテラス

―草加松原

―シーズンズ

 

「シティ」に「テラス」とつづけ、「テ」を重ねることによる音の小気味良さに加え、「街のテラス」という文字の意味がポップで柔和な印象を醸す出だし、そこからつづく「草」「松」「原」という文字の組み合わせが、若草色の新緑の潤いを髣髴させます。そして締めは季節の移ろいを表す「シーズンズ」で結末を迎えるのです。音の気持ちよさと文字の意味とが織りなす、すばらしいケミストリーが生み出した物件名称の傑作と言えるのではないでしょうか。

 

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いかがでしたか。

物件名称にもマンションデベロッパーの想いが詰まっています。皆さんも外観や仕様、価格ばかりに目をやるのではなく、マンション名にも気にかけて、物件探しを楽しんでください。

 

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この記事を書いた人:コッペ

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