
関連記事1:Airbnbって何?
関連記事2:Airbnbで実際に泊まってみた。【前編】
こんにちは、よしおです。
たったの2000円ほどのお金であれだけ熟睡できたのだから、
もっと払ったらどれだけラグジュアリーな一夜が過ごせるんやうへへ…と、完全に味を占めたのでした。
前回は
「Airbnbで安く泊まろう!Stay cheep!」
がテーマでしたが、
今回は
「Airbnbでラグジュアリーな夜を過ごそう!Stay rich!」
をテーマに泊まりに行ってみます。
早速探す。
まずはいつも通りAirbnbのサイトへGo!
前回と同じく金曜日の夜から土曜日までの一泊で探します。(平日だと次の日出勤しなくちゃだから着替えがかさばるもんね…。)
前回同様、希望の日付と人数を入力入力~♪
Airbnbの検索エリアは今回はギロッポン~麻布10番辺りで行きます!
(そうです、私は埼玉の見沼田んぼ出身のオノボリさんです。)
…が。
た、高ぇ…。
Airbnbが弾きだす価格帯のレンジは幅広く、下は3,000円のシェアルームからありますが、平均価格は14,000円前後。
また、平均価格帯のお部屋はワンルームが多くてちょっと今回の記事のコンセプトには合わず。部屋数や仕様(景観や家具のレベル)を上げると一泊5万円前後かかってしまうという…(‘A`)
麻布にはとんでもなくラグジュアリーな一軒家まるまる貸切のプラン(一泊10万円)があったり、とんでもなく景観の良いタワマンの一室(一泊8万円)があったり…。
Airbnb…なんて恐ろしい子…。
でもこれは…泊まってみたい…。(ゴクリ)
![]() |
コッペ 「予算には限りがあるからね…?(苦笑)」 |
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…はい、存じ上げております。
で、Airbnbで探すこと小一時間。
予算と私の思い描くイメージに合致する物件は見つからず…。仕方なく検索するエリアを広げます。
地図を拡大していくと…おっ!いい感じの物件発見です!
間取りは1DKだけど決して狭くない(少なくとも我が家よりは絶対広い)し、バルコニーがすごく広そう!これは良いんじゃないでしょうか?
ただね、エリアが…
新宿。
オフィスから徒歩で行けるやんけぇ!!
ご近所すぎて…Airbnbで過ごすプレミアムな一時…への期待感は一気に減少です。欲を言えば、湾岸辺りの東京湾一望のマンションに泊まりたかった…。
まぁ、その分いつもより寝床まで近いから、遅くまで働けるなって思ってお仕事がんばればいいか(白目)。
とりあえず予約する。Airbnbはお手軽なのだ。
エリアに若干の不満は感じつつも、サクサクっと予約しちゃいます。
Airbnbはこの予約完了までのスピード感も良い点の一つですね。
某旅行サイトの「じゃ○ん」ぐらいお手軽に予約できちゃいます。
予約のお手軽さはもちろんなのですが、Airbnbには他にも良い点がいくつもあります。
①部屋のレビューの投稿率が結構高い。

一部モザイク処理をしています。
これは大事な要素です。
Airbnbはなにせ「人ん家」に泊まるわけですから、ホテルと違って「常識的な最低限のサービスライン」が担保されづらいです。
タオルや歯ブラシなどはちゃんと用意されているか、実際の部屋は写真と比べてどの程度差があるのか、周辺環境はうるさいのかどうか、清潔感はどうなのか…等々、Airbnbだからこそ、ホテルに宿泊するのよりも気になる点がいっぱい出てきます。
そんな気になるポイントがレビューで事前に読めるのはとっても良いですね。
で、レビュー機能だけ実装されてて全然投稿がない…というパターンが往々にして他Webサービスで発生していますが、Airbnbはかなり掲載率、高い気がします。
肌感で都心部は6割以上の物件で1件以上、Airbnbではレビューが入っている気がしますね。
もちろん、部屋のレビューは外国人利用者が多いので英語ばかりですが、そっくりそのまま翻訳にかけてしまえば何となく意味が分かります。
(綺麗な部屋か汚い部屋かぐらいはまず、わかります。)
私、デスクは散らかっていますが実は汚いところダメなんです、このナリで言うのもなんですけど。
なので、レビューで「あまり綺麗ではない」とか書かれてたらまず候補から外します。
Airbnbのレビューはしっかり活用しましょうね。
②ホストと直メッセージできる。

一部モザイク処理をしています。
Airbnbはサービス上でのコミュニケーションを無理に画一化していないため、基本はホストと直メッセージのやりとりで細かい話は進めていけます。
設備概要だけではわからない細かい話は遠慮なくバンバンホストに連絡すればよいです。
もちろん、ホストのレスが遅いと一気にデメリットになってしまうわけですが、そこはレビューできっちり確認しておけば大丈夫。
外国人は傾向として遠慮なくホストに何でも聞くようなので、
レビューには「レスが早い」「ホストがフレンドリーだ」「レスが遅くて困り果てた」とか、だいたい書いてあります。
私は記事にするためにAirbnbで泊まるわけですから、物件の特定がされない範囲での取材許可をホストから取ってから宿泊します。
直メッセージでやりとりできるのはほんと助かります。
③チェックインの時間が大抵、ゆるい。
ホストから部屋の一角をシェアするタイプ(友達の家に泊めてもらうようなノリ)のプランはチェックイン時間が結構厳しいようですが、ホスト不在の間に丸っと家を借りちゃうパターンだと、チェックイン時間は大抵ゆるいです。
「20時~翌2時までにチェックインしてね!」といったように、Airbnbでは”丸っと貸すからあとは好きにしろよ”スタイルが比較的多く見受けられます。
ビジネスホテルってフロントを置いている関係上意外とチェックインについてうるさかったり、門限があったりしますよね。
ですが、Airbnbの”丸っと貸すからパターン”はかなり自由度が高いです。
で、とりあえずサクサクっと予約を終わらせます。
ホストの方も良い人で取材を心よく許可してくださいました。ありがたや~。
チェックインの時間もかなり遅い時間までOKだったので、
これでゆっくり働けますね(白目)。
マニュアル。
予約確定と共に、ホストさんからPDFデータでマニュアルを共有してもらいました。
それを印刷して…

一部モザイク処理をしています。
おー、すげー!
何かしっかりしてるぜ。
さすがに前回のAirbnb宿泊代の10倍以上高い部屋なだけのことはありますね。
ただ、問題はすべて英語と中国語で書かれていること…。
まぁ、英語は読めないほど難しい単語は出てこないんだけど…ちょっと不便。
何気に電化製品の使い方まで書いておいてくれてるのがうれしいです。
勝手がわからないと、エアコンとかって操作がうまくいかなくてイライラしたりするんですよね。
お部屋までの道のりもバッチリ図解で説明してくれます。
これはほんと助かります。
実は前回、Google先生の地図に頼り切っていたらすっかり道に迷ってしまって、
余計な時間を使ってしまったのです。
写真付きで曲がる角を教えてくれるので、これなら迷う心配はかなり少ないはず。
また、ちゃんとゴミだし方法までマニュアルに入ってます。
これなら長期滞在も怖くないですね!
しかし中国語はさっぱりわからん(‘A`)
いざ、Airbnb。

瞼は重く、瞳は濁り切っている。
金曜日の23時半。
お部屋がオフィスから近いからって、ガッチリ残業してやったぜコンチクショー!
写真からもわかるように、”華金”とは無縁の状態です。
疲れからきているのか、顔がギトってますね。
Airbnbで泊まるコンディションとしては抜群な状態です。

※かなりモザイク処理をしています。
今回は前述のマニュアルのおかげで、迷うこともなくすんなり現地に到着しました。
エントランスは前回よりも各段にグレードアップしています。
前回は単なる雑居ビry
ポストに部屋の鍵が入っています。
マニュアルに書いてある所定の手順を踏むと、鍵が手に入ります。
「Airbnbの鍵を手に入れた」
↑このポストの開き方と鍵の置かれ方がバイ○ハザードっぽくて感動しました。
バ○オだったら絶対部屋の中でトラップなり超筋力のモンスターなりに襲われます。
警戒して部屋へ向かいます。
エレベーターで上へ上へ…部屋の前に着きました。
カチャ。
『もうこのカギは必要ないようだ。
捨てますか? →Yes No』
捨てていいわけないでしょ!
そして、部屋に入ります。
Airbnb。ついに部屋に侵入。
うわぁ…。
すっげーお洒落…。
奥にもう一部屋見えますね。
行ってみましょう。
こっちにもベッド二つ!
全部でベッド4つもある!
本当に一人で寝るのがもったいない部屋です。
…しかしまぁ、布団カバーの柄を見ると、この部屋のメイン顧客がどの国の人かすぐわかりますね。
キッチンも割と綺麗です。
三つ口のはめ込みコンロが、なかなかラグジュアリーじゃないですか。
まぁ、1泊するだけだから料理なんかしないんだけどね。
ご丁寧にソースやお塩まで完備されているので、
長期滞在もいける…はず。
洗濯機までついてます。
しかもなんか結構新しいじゃないですか!
テレビ台にはおしゃれな地球儀とDVDがあります。
てかDVDまで用意してくれてるの!?ホストがいい人過ぎて感動…。
絶妙なラインナップ。
絶対に外すことはないが、尖りはまったくない。
個人的には一本だけでいいからハズレ枠を置いてほしいものです。
『デビ○マン』とか『ストリー○ファイター』とか『○撃の巨人』とか。
怖いもの見たさで観る人がいる…かもしれないです。
Airbnbでこのお部屋を選んだ一番の理由は、広いバルコニーでした。
なんてこった。ほんとに広いし綺麗だぞ。
右手前にある黒くて丸いやつは七輪。炭も入っていました。
これでししゃもを焼けということだろうか。
そして焼酎を飲めということだろうか。
ホストの方の気づかいに涙がでます…ぐふふ。
お風呂です。
広くてそこそこ綺麗です。
バッチリお湯貯めて浸かりました。
(すっかり撮影し忘れていたため翌日朝に撮影。)
トイレです。
水回りはどこも文句なしに綺麗ですね。
(すっかり撮影し忘れていたため翌日朝に撮影。)
壁に貼ってある注意書きです。
Airbnbの利用者は外国の方ばかりなのがこんなところからもわかります。

どことなく写真から醸し出される、サラリーマンの悲哀
ということで!ひとしきり写真も撮ったよね?もういいよね?
酒飲みますよお酒!うひょ~!
個人的にはストロング缶の500ml缶ってほんとエクストリームな飲み物だと思っています。
ハイピッチに飲むと必ずガツンと酔います。
で、ほどよく飲んで、就寝です。
Airbnbの朝。

Left 4 ○eadに出てくる胆汁をまき散らすモンスターそっくりである。
おはようございます。
完全に人外の顔になっております。
起きて1分以内に撮影したこともあり、顔はパンパンギットリとなってしまっています。
にしても、状態の悪い寝起きですね。
さて、なぜ私の寝起きの状態が最悪なのかご説明いたします。
①なんか怖い。
良く知らない土地、よく知らない部屋で一人ぼっち。
これ実際、結構怖いんです。
この部屋の鍵を持っている人はもちろん他にいるはずですが私はその人を知らないですし、このマンションに住んでいる人がどんな人たちなのかも、全然わかりません。
廊下で通りすぎた何人かの人は、新宿という土地柄が影響しているのかわかりませんが、夜のお仕事をしているであろうスーツを着たパツ金のお兄ちゃんや、やたらイカツい坊主頭で目つきの悪いおじさんだったりします。
なんか不安が募りますよね。
前回泊まった部屋は隣で寝てる人がどんな人かも丸わかり(観光で来てるやたら楽しそうにしてる中国人の方々)だったので、安易に発生するトラブルが想像できたので不安なく寝ることができました。
この部屋はどんなトラブルが発生するのか想定できない分、何となく怖くなってしまってあまり眠れませんでした。
②広すぎた。
一人で過ごすには広すぎたのです。
不安だったりちょっとビクビクしてるときって狭いところの方がなんか安心できたりしませんか?そんなことない?私だけ?
③とにかくうるせぇ!!
そして、一番の理由はこれ。
隣のお部屋の住人(もしくは隣もAirbnbなら宿泊者)は中国人でした。
…なぜそんなことがわかるかって…?
とにかく話し声がうるせぇんだもん!!(怒)
この部屋に着いた0時ごろからずっと聞こえる中国語の話し声。
壁の防音が甘いのか結構ノイジーでした。
しかも仲間をいっぱい呼んでいたらしく、何人もの声が聞こえます。
ゲームなのか賭け事なのか知りませんが、毎回それが盛り上がるたびに『ドヒャドヒャァ!○×△■×★○☆ー!!!!』と野太い中国語の叫び声が聞こえてくるんです。
この声は私が意識を失う午前4時までずっと続きました…ほんっとにきつかったです。
前回泊まった部屋は電話の話し声(といっても、小声)や他の宿泊者のいびきがメインのノイズだったのですが、今回は叫び声なので何せ「ビクゥッ!!」ってビックリするんですよ、聞こえるたびに毎回。(涙)
それじゃなくても普段から眠りが浅い私は、この環境ではとても熟睡なんてできませんでした。
あとは何となくですが、泊まった街(新宿繁華街付近)も治安が良いとは言えないという先入観からくる不安や、不安による緊張感からくる酒酔いの抑制状態(つまり、全然酔わない)も理由としてあげられます。
とにかく、言うほどラグジュアリーな宿泊ではなかったということだけは間違いないです。
いかがでしたでしょうか。
前回のAirbnb宿泊は相当警戒して挑んだ結果、価格の割になんだかとっても良い思いができました。
今回はちょっと前回の良いイメージを引っ張ってしまった分、当たり前にAirbnbに存在するであろうリスクが見えていなかったように思えます。
確かに、がっちりマニュアルが作られていたり七輪があったりというホストの方の気遣いは感じることができましたし、すっごく綺麗な部屋ではあったのですが、ちょっと私にはぐっすり眠ることはできなかったですね…。
あと今更ですけど気づいたことがあります。
Airbnbってそもそも一人で泊まっても全然楽しくないっす。
なので、次回は我らが部署の楽しい仲間を連れてワイワイ宿泊してみたいと思います。
(てか本来Airbnbは複数人で宿泊するケースの方が多いですしね。)
今度こそギロッポンでパーリナイト☆するZE!
では、また。