
不動産業界に従事する多くの方にとって、切っても切れない「現地調査」。机上の空論では誰も説得できないですからね。案件は現場で起きているのです。
そんな「現地調査」に不可欠なのが、地図。
そりゃそうですよね。
地元の方ならまだしも、初めて行く地域の状況を詳しく調査しなければならないわけですから。
なので、不動産業界の方って業務の中で地図を見るシチュエーションが結構多いんですよね。
(そんな時に役立つアプリがRealnetマンションサーチと中古マンションサーチなのです!)
そして業務を遂行するための手段として地図を日々見続けた結果、地図を見ることが楽しくなり、
いつしか地図を見ることが目的と化してしまった・・・。
こうして「地図おたく」化した不動産業界の方、少なくないと思うんです。
(趣味で地図を見る)目的は様々です。
・街区と道路が折りなす美しい幾何学模様、例えるなら絵画を眺めるように地図を眺める方
・妄想で世界中をトリップすることを目的に地図を眺める方
私自身は後者で、地図を眺めながら、見たことも行ったこともない土地の様を想像していると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。引っ越しの時に思い出の写真が出てきて、作業が長時間止まってしまうのと同じ原理ですね。
そんな(一部の)人を惹きつけてやまない地図ですが、
今回は「地図おたく」を自認される方の暇つぶしに挑戦状を叩きつけるべく、クイズを用意しました。
地図に興味がない人にはクソつまらないクイズですね。
この先は「地図おたく」を自認する方のみ、お進みください。
ルール
ルールは簡単。表示されている地図の場所がどこかを当てるだけ。
地域は東京23区に限定、地図は「がんばるマーキュリー」でも毎度おなじみのマンションサマリの電子地図を使っています。
地図の中にはヒントとして、2016年に分譲履歴のある物件の平均価格や平均坪単価などが記載されています。
みなさん、何問正解できるでしょうか?
※スマホで【がんばるマーキュリー】を見ていて、地図やバルーンの中身が見づらい方は、画面を横にしてチャレンジしてみてください。
それではスタートです!!
まずは練習問題、超初級編です!
■練習問題1
南北に伸びる沿線と駅西側に広がるこの放射状の街区、南西にある大きめの川。
ここがどこか分からなかったら、お話にならないですよね。
こんな問題を出すこと自体、地図おたくの方に対して失礼に当たるかもしれません。
まぁ練習問題なので。
■練習問題2
緑色は高速道路です。
このジャンクションの形状をみて、どこか分からなかったら地図マニアはやめた方が良いと思うんです。
ここからが本題
■問題1
地図中央にある駅から見て北東側に広がる施設が何か分かれば、ここがどこか、すぐにわかるはずです。
■問題2
中央に高速道路のジャンクションがありますね。南側に操車場のような場所があります。
最近ではコンパクトマンションも分譲されているようです。
■問題3
緑色の高速道路がカーブしている箇所のようです。北東側の街区は区画整理が進んでいますね。
地図右下で電車の線路が大通りを跨いでいます。路面電車でしょうか。
■問題4
駅を東西に跨ぐ大通りの形状が特徴的ですね。
西側の交差点付近にコンパクトマンションが供給されています。坪単価高いですねー
■問題5
中央付近を東西に走る通りが、地図中心付近でいきなり終わっています。
地図の南東側には電車の始発駅があるようです。
ここからは上級編!
■問題6
川?水路?が多いですね。建物もまばら。この公園の名前が分かる人は相当マニアだと思うんです。
近くの物件が徒歩22分で平均面積79㎡で坪285万というのがヒントです。
■問題7
相当拡大した地図ですね。最後の問題はヒント無しです。
いかがでしたか
みなさんは何問正解できたでしょうか?
今回の問題が簡単すぎると思った「地図おたく」の方、大変失礼いたしました。
次回はもっと骨のあるやつを用意させていただきます。
答えが全然分からなかった「エセ地図おたく」の方、出直してきてください。
今まで自分が「地図おたく」だと思ってなかったものの、ここまで読み進んだ方、あなたには「地図おたく」の資質が十分にあります。これを機に「地図おたく」の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
なんてことない普通の街が「特別」になります。
■正解
練習問題1:田園調布駅付近
練習問題2:池尻大橋駅付近(大橋ジャンクション)
問題1:曙橋駅付近(防衛省庁舎等)
問題2:板橋区役所前駅付近(板橋ジャンクション付近)
問題3:豊島区役所(東池袋駅)付近
問題4:目黒駅付近
問題5:環七通り若林陸橋付近
問題6:岡本公園付近
問題7:上北沢駅入口交差点付近